社会貢献事業
霞会館は、法人目的の「国家・社会への貢献」に沿い、公益事業に携わる各種団体への助成のほか、次世代を担う若い方々の文化交流の促進や、海外への日本文化の紹介などを行っております。その主たる事業項目をご紹介いたします。

1.公益事業団体への助成
日本文化財の保護、医療、福祉、教育、自然保護などを展開する諸団体/機関を対象とした助成など
2.献血奉仕活動・骨髄バンク登録推進活動
東京と京都における日本赤十字血液センターと協力した献血活動や日本骨髄バンクと連携した骨髄ドナー登録の推進など
3.拡大写本の作成・寄贈
視力が弱い方のための「拡大写本」の作成および、図書館、病院、療養/高齢者施設、視覚特別支援学校への寄贈など
4.緑化運動の推進
本会館のシンボルマークである「桜」苗木の地方自治体、学校、公園、福祉施設等の公共機関への寄贈など
5.国際交流事業の推進
青少年の国際交流活動への助成および、海外の図書館・大学に対する日本文化・日本語普及のための図書の寄贈など
伝統文化事業
日本の伝統文化や古からの精神文化、そして皇室ゆかりの文化を次世代へ伝承するため、さまざまな活動を展開しております。

1. 展覧会と書籍の刊行
近世から近代にかけての皇室や華族の多方面にわたる活動についての展覧会開催、書籍・DVDの刊行など
2.外部団体との共同事業
NHK文化センター共催による日本伝統文化関連の公開講座の企画・開催、尚友倶楽部・昭和会館との共催による「霞が関文化サロン」の開催など
3.日本伝統文化団体の支援
日本の伝統文化を担う諸団体の運営、ならびに一般に対する披露機会の企画・実施など
1.披講会(ひこうかい)
宮中に伝わる和歌の伝統を受け継ぎ、「歌会始の儀」などの行事に奉仕する他、各地の寺社などでの神前披講式や「曲水の宴」などにも参加し、和歌文化を伝承しております。
2.衣紋道研究会(えもんどうけんきゅうかい)
旧宮内省の衣紋講習会を受け継いで昭和50年に発足いたしました。束帯(男性)・十二単(女性)などの着装に関する古技・作法を伝習することにより伝統文化の継承に寄与しており、御代替わりの御大礼のほか、関西地区では春日祭・賀茂祭(葵祭)・石清水祭などでご奉仕をしております。
3.絲竹會(しちくかい)=雅楽
明治天皇の雅楽保存の思し召しに沿い、明治 22 年に創立いたしました。龍笛(りゅうてき)・篳篥(ひちりき)・笙(しょう)・箏・和琴(わごん)・琵琶・打楽器などの古式楽器を使った演奏を伝承しております。
4.向陽会(こうようかい)=和歌
明治21年に京都の華族により設立されました。和歌の伝統を受け継ぎ、霞会館京都支所を拠点に定例の歌会や神社での披講、古典和歌の学習会を行っています。
5. 蹴鞠保存会(けまりほぞんかい)
蹴鞠の復活を願った明治天皇の思し召しを受け、明治36年に京都在住の華族たちにより結成されました。「和を以て貴しと為す」の精神を体現する蹴鞠を京都御所や各地の神社で披露しております。
6.香道(こうどう)
仏前を浄める供香を基にして、室町時代に形づくられた「香道」の伝承のため、香りで和歌の世界を表現する「組香」を中心に東京本館・京都支所で講習会を開催しています。